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シエスタ(SIESTA)のブログ
- ため息をつくと幸せが逃げる?
- 「ため息をつくと幸せが逃げる」
そんな言葉があります。
疲れた時や嫌なことがあった時に出る「はぁ……」。
ため息というと、あまり良いイメージはないかもしれません。でもそもそもため息って、何なのでしょう。
実は私たちは疲れている時や落ち込んでいる時だけでなく、
何も考えていない時にもため息をついています。
普段の呼吸の中に、ときどき大きな一呼吸が入る。
こうした呼吸は「自発性ため息」と呼ばれ、
閉じかけた肺胞を再び開き、肺の機能を保つ役割があります。
また大きな一呼吸が入ることで、
それまで続いていた呼吸のパターンを変化させる働きもあります。
つまり、ため息は気分が落ち込んだ時だけではなく、
身体が自然に行っている呼吸でもあるのです。
でも、私たちが「ため息」と聞いて思い浮かべるのは、
たぶんこちらではないでしょうか。
仕事が山積みになっているのを見て、
「まだこんなにあるのか……」
「はぁ……」
疲れやストレスを感じた時にため息が増えたり、
張りつめていたものが終わった瞬間に大きく息が出たりするのも、
呼吸が身体や心の状態と関わっているからです。
そして、この「はぁ……」は、
周りの人にも聞こえています。
誰かのため息を聞いて、
「疲れているのかな」「何かあったのかな」と感じることがあります。
自然に出たため息から周りの人が気持ちを読み取ることもあれば、
不満や疲れを言葉にせず、ため息で相手に伝えることもあります。
同じ「はぁ……」という一呼吸が、
人との間では非言語コミュニケーションになることもあるのです。
こうして見てみると、
普段ひとまとめに「ため息」と呼んでいるものにも、
身体の呼吸調節として自然に起こるものがあり、
その時の疲れやストレスによって出るものがあり、
時には人との間で意味を持つものもあります。
「ため息をつくと幸せが逃げる」と言われますが、
ため息そのものは決して悪いものではありません。
「ため息をついてしまった」と気にするより、
そのまま一呼吸。ため息は
私たちが思っているよりずっと自然な呼吸なのです。
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